去る10月14日、肩関節セミナー終了しました。
参加された皆様、ありがとうございました。
肩関節に苦手意識を持つセラピストは非常に多いですが、その理由は
①即自的な改善が得られにくい(時期がある)
②考察しなければならない各論的な要素が他部位に比べ多い
この二つに尽きると思います。(よくよく解釈をしていくとそんなことはないのですが)
肩関節に限ったことではありませんが、効率の良い治療のためには全体をとらえる視点が非常に重要です。
棘上機能が~~、烏口上腕靭帯が~~、SHリズムが~~、といった各論的知識、ミクロな視点が先行すると細切れの情報を延々と評価・治療し続けることになってしまいます。
全体像を把握し、ある程度体系化された大きな概念を治療の軸に据えると、各論的な評価項目がその中のどこに当たるかが見えてきます。
セミナーではそのための方法をお伝えしたつもりです。
どうか良い臨床を。
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